location : setagaya-ku,Tokyo
principal use : private housing
site area : 209.35u
building area : 130.80u
total floor area : 466.41u
structure : reinforce concrete
       : 1 basement and 3 stories
complection date : 2006
design : 豊田恒行
structural design : 久米弘記/
久米弘記建築構造研究所
design participation : 橋本雅美
constructor : 幹建設

T_HOUSE

幅員25m、南斜面の幹線道路に面する二世帯住居+SOHO。
ふたつの世帯の住居をしつらえるにあたり、最上階の住居は、南斜面に面し眺望もいいが、一方中高層住居地域であるため、将来南面には高層の住居が建つことも予想されるので、南面に開いたコートハウスの形式をとっている。
下層の住居はさほど眺望は期待できないため、周囲との関係を閉じるでもなく開くでもない言わば「まだら」の状態にしようと考えた。メッシュ状に穿たれた開口にガラスを2枚入れ半透明のフィルムをずらして貼ることのより、内から見える風景と、外から見える内の様子が、今までにないようなものになることを期待している。

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